真実が大切な理由は、私たちが人間として生まれて、関係の中で生きていくからです。真実の役割は、関係のすべての面において、信頼を築いていくことです。ところが、私たちがもし自分に嘘をつくなら、決して私たちの強さを改善して育てていけないだけでなく、弱さも補えなくなるのです。すなわち、自己開発をとめてしまうことになります。結果的には、私たち自身を信頼することに必要な人格さえも築いていけなくなるのです。
他人に嘘をつけば、基本的に彼らとの関係形成をとめてしまいます。個人的な理解と共同の善を犠牲にすることになります。結果的には、関係という繊細な糸でつながっている人間社会が弱まるのです。そして、神に嘘をつくなら、自己欺瞞がピークに達します。神に嘘をつくとき、果たして私たちは誰を嘲ることになるのでしょうか。結果的に、この世の中心に私たち自身をおいて、徐々に関係の重要性を無視することになり、「神を愚弄する」傾向に陥ってしまうのです。
私たちはすべて、現実の世界を作っているものごとと衝突し、合わさって生きていくのです。私たちは、真実がそれぞれの役割をこなしていけるように、可能な限りの機会をすべて活用すべきです。私たちはいつでも真実を語る人にならなくてはなりません。そうでなければ、私たちは、「健全な関係」という健康な生活の「食卓」を受け入れるには足りない者となってしまいます。
「ピノキオたちがのさばる世の中」/
ダブリン・ドナルドソン&スティーブ・ウェムバーグ
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