Monday, December 31, 2007

大みそか 2007

クリスマスが終ってほっと一息ついたところで、あっという間に2007年も最後の一日になりました。今年も、いろんな出会い、交わり、訓練、いろんなことがありましたが、神様の恵みと祝福に満ちた一年だったなぁと、神様や皆さんへの感謝いっぱいの思いで締めくくることができて感謝です。

今年最後の聖日礼拝、いつもの礼拝プログラムではなく、「賛美と証の礼拝」というプログラムで礼拝をささげました。帰省、旅行などで、お休みの方が多かったのですが、それでも人数は19名!今年新しく教会に来始めた方、メンバーになった方々も与えられ、それぞれの歩みの中で、神様の与えてくださった恵み、レッスン、試練から、神様のすばらしいみわざを分かち合うことができました。

今日は、朝のんびりと過ごし、いつものように病院で、今年最後の注射をしてもらい、午後は、BS2で放送されていた「第九」を聴きながらたまったアイロンかけをし、夜はJの希望で近くのデニーズに行って夕飯を食べてきました。帰りは、これまたJの希望で、コンビニをはしごして(?)、特に何を買うわけでもなくぶらぶらと散歩して帰ってきました。あ〜、なんか久しぶりに「のんびり、まったり」した一日でした。散歩の途中、ふと見上げた星空がとってもきれいで、ロマンティスト&アーティストのJは大喜び。(携帯で写真を撮りたかったけど、さすがに携帯のカメラではうまく撮れずがっかりしてましたが。) なんだかとってもいい一年の締めくくりになりました。

今年は、特にピリピ書のみことばと、バイオリンのレッスンでもがんばった、聖歌の「救い主イエスと」の賛美からいろんなことを教えられた一年だったなぁと思います。特に「救い主イエスと」は、歌詞の2節に「弱きわが魂の 渇く折りしも 目の前の岩は 裂けて水湧く」にはっとしました。この歌詞の場合、「岩」と言ったら、障害物、自分ではどうしようもできない敵、その力の代名詞のような感じがします。そしてその「岩」は、「渇いた」状態にある自分にとっては、何の役にも立たないもののように思います。それなのに、イエス様と一緒に歩むなら、その「岩」が裂けて、「渇いた」状態の私にとって一番必要な「水」が、ほかでもないその「岩」から湧き出てくるんだ!そう思ったら、感動というより衝撃に似た畏れを感じました。そして、自分にとって障害だと思うもの、不必要で、何の役にも立たないと思うようなもの、状況であっても、それを用いて益としてくださるという神様のみわざと、約束のみことばが、私の中で突然、現実の力になって迫ってきたのです。うまく言えませんけれど、「みことばが人となる」ということは、こういうことなのかなぁ…と思わされました。ことばを超越した、恵みの体験でした。

2008年も、またいろんなことがあるのでしょうけれど、救い主イエス様の中にとどまって、いつも一緒に歩んでいきたいです。そして、愛し仕えるようにと、私に与えてくださっている家族、教会、友人、知人の方々を、イエス様の愛をもって愛し、尊敬し、仕えていくことができるように、また主にある交わりを楽しみ喜び、共に成長する一年になりますように…と祈っています。今年もいろいろとありがとうございました。来年もよろしくお願いします。


この世は、キリストと共にいれば天国のようになります。キリストが近くにおられる時、この地を横行する不一致は平和へと変わるのです。この方が私達の中に生きておられる時、夜の闇は昼の光へと変わることができます。完全な平和は、キリストが再び来られる時に訪れるでしょう。その日まで私達はキリストに献身することによって、心の中に主の平和を味わい、またこの世にその平和を伝えていくメッセンジャーとして生きていくことができるのです。
・・・「知恵」/ビリー・グラハム・・・

Thursday, December 27, 2007

クリスマス・コンサート

ちょっと順序が逆になりましたが、教会で行なった、23日のクリスマス・コンサートのご報告です。いつもは地下集会室を貸していただいていますが、今回はちょうどよく、同じビルにある5階の音楽ホール(約150人収容)があいていたので、一気に地上に出て5階にまでのぼり(?)、本格的な音楽ホールで、クリスマス・コンサート&クリスマス礼拝を行ないました。まずは、教会のNちゃんが入っている、ハンドベル・クワイヤの演奏。「天使の歌声」と言われるハンドベルの響きは、本当にすてきでした♡そして、「Nちゃんのハンドベルの演奏、聴きたいなぁ〜。」と、ず〜っと思っていた私の願いが、こんな形で実現して、Nちゃんにも私にも、本当に嬉しい神様からのプレゼントでした。その後、クリスチャン・アーティストとして活躍中の竹下静さんのすばらしい賛美と証があり(CDも最近2枚目が出ました!好評発売中です♪)、Kevinのクリスマス・ショート・メッセージ。

こんなに大きな会場で、100名をこえる(!)お客さんを前に、日本語でメッセージするのは、とても大変だったと思います。しかも、直前になって風邪をひいてしまい、すごい鼻声になるし、ドキドキハラハラしながら祈っていました。でもイエス様に守られ、一生懸命に準備して、練習して、良いメッセージのご奉仕ができました。力を与え、守り導いてくださった神様に感謝、感謝です。私が、バイオリンのレッスンを一緒に受けている女の子も、お母さんと一緒に来てくださいました。別の教会に行っておられるそうですが、「とってもわかりやすくて、いいメッセージでしたよ。クリスマスの本当の意味が、ちゃんと説明されていて、本当に良かったです」と言ってくださって感謝しました。神様からの最高の贈り物は、イエス様ご自身。その真理と、クリスマスの本当の意味が、一人でも多くの人の心に伝わったことを祈ると共に、今後も、神様が語り続けてくださることを祈っていかなくては、と思っています。

最後は、教会のゴスペルクワイヤ「ボイス・オブ・グレース」のゴスペル。このメンバーの中で、別のユニットも組んでいて、ユニット、クワイヤあわせて5曲の演奏でした。男声が足りないので、お手伝いに来ていただいて、みんな楽しく喜んで歌っていました。コーディネーターのT姉、指導してくださったS兄、T宣教師、Nさん、それぞれに良い働きがなされています。いつもの講習の時には、音楽面からの講習だけでなく、霊的な意味を理解して歌えるようにと、いろいろな工夫のもとにみことばが語られ、証がされています。神様への賛美であるゴスペルを、「音楽」として楽しむだけでなく、「賛美」としてささげることのできるクワイヤへと、神様が導いていってくださいますようにと祈り続けています。毎回いろんなチャレンジもありますが、回を重ねるごとにメンバー同士のつながりが強くなっているし、同時に新しいメンバーも加わり、この秋学期の講習も、神様の祝福いっぱいの中で導かれて感謝でした♪

5階ホールでコンサートをしている間、いつもの地下集会室では、恒例となった「クリスマス子ども会」がありました。子供達の参加は19名!いつも、こども会の仕切り役は私の大仕事なのですが、今回は、5階ホールで奏楽したり、裏方としての仕事がいっぱいあったので、宣教師夫人のE姉、教会の大学生の女の子達、教会のお母さん方で役割分担して、全部おまかせしました。私がその場にいないので、事前にかなり細々と役割分担し、プログラムの説明を書いたプリントを配って準備をして、当日は朝一緒に祈り、打ち合わせ&準備をして、その後私は5階へ行っていろいろやっていました。もちろん、我が家のJもこども会に参加していましたが、とっても楽しく満足した様子でした。事故や怪我なく、楽しくこども会ができたことはもちろんですが、大学生のHちゃん、Mちゃんがとてもよくこども会をリードし、こども会スタッフが心あわせて、会を楽しく導いてくださったこと、教会の成長の大きな証となって、本当に感謝でした。

大イベントのクリスマスコンサートも、いろんなチャレンジ、困難の中、イエス様の力強い御手に守られて、無事に終えることができました。お祈りくださった皆様、どうもありがとうございました。最後に、神学校の先輩から教えていただいた詩をご紹介します。


悲観ではなく楽観を。
悲観は馬小屋の貧しさを見つめ、
楽観はイエスの豊かさを見つめる。


神の御子であるイエス様が、人間の、それも赤ちゃんの姿をとって、この世に生まれ、救い主となってくださった不思議、感動、感謝と共に、神様のすばらしいみわざを心から賛美して、クリスマスのお祝いができました。

Tuesday, December 25, 2007

Merry Christmas 2007

12月23日の日曜日、教会では、午後2時より、約150人収容できる音楽ホールで、クリスマス・コンサートをしました。それも無事に終わり、今日25日のクリスマスは、家族でゆっくり過ごしました。

教会の働きを始めてからは、クリスマス前は大忙し!超、超多忙!!それでかなりストレスたまるし、エネルギーも使うしで、この何年かは、クリスマスの朝に家族にあげる小さなプレゼントをそれぞれ準備し、メインのプレゼントは、教会のプログラムが終ったところで、ゆっくりみんなで買い物に出かけ、欲しい物を買う、という方法が定番になっています。

Jも、お小遣いをもらうようになってからは、自分のお金でKevinと私にプレゼントをしてくれるようになりました。今年は、私と一緒に買い物に行った時、「ちょっとママ、こっちに来ないで、別のところで待っていてね。」と意味あり気なことを言って、私の為に何か選び、自分でお金を払って買ってくれたようです。しかも自分でラッピングもしてくれて!今朝、「はい、これはママに」と渡されたプレゼント。一生懸命包んでくれたプレゼントを開けてみたら、すてきなキャンドルホールダーが入っていました♡ 早速Kevinが、それにあうキャンドルを持ってきて、点火してくれました。Jどうもありがとう。こんなにすてきなプレゼントをしてくれるくらい、いつのまにか大きくなっていたんだなぁ…と、ママ心は、嬉しさと誇らしさと、ちょっぴり寂しいような?感動でいっぱいになりました。

Kevinには、私とJから、ギターのバンド(って言うのかな)をプレゼント。Jには、リモコンで飛ぶ虫のおもちゃ(これが何となくかわいい)、ママとJに、KevinからアニメのDVDのプレゼント。さっそく夕食後にみんなで見て楽しみました。

買い物は、また別の日に行くことにして、今日は本当にの〜んびり過ごしました。クリスマスのケーキは、「Happy Birthday, Jesus♪」を歌ってから食べます。Jがまだ5ー6歳の頃、クリスマスイブの夜に、「明日はイエス様のお誕生日です。イエス様、お誕生日おめでとうございます。」と、Jが自分で祈ったことがあって、感激して涙が出てきたことがありました。今日は、「イエス様が生まれてくださったこと、ありがとうございます。」と祈っていました。Jも、イエス様が救い主として生まれてくださったことの意味を、毎年毎年、違った面から教えられ、理解が深められ、それと共に感動と感謝と不思議の思いが年ごとに増して、クリスマスを迎え、お祝いするようになるのでしょう。私やKevinも、その信仰のプロセスを歩んでいるように…。「信仰の創始者であり、完成者であるイエス様」から目と心を離すことなく、イエス様のお誕生を、こうして1つ心で感謝し、お祝いする家族、教会、神の家族でありたいと思いました。

Happy Birthday, Jesus!

Friday, December 21, 2007

バイオリン&ギター

私がバイオリンのレッスンを始めて、この10月で丸一年たちました。だんだん、私の存在とバイオリンが馴染んできた感じ…。課題の曲もチャレンジが増えてきましたが、楽しさ倍増!で、レッスンに励んでいます。

Kevinの音楽の夢(?)は、ギターを弾けるようになること。11月半ば頃から、突然まじめに練習し始めました。ものすご〜く古いギターがうちにあったのですが、それはやっぱり弾きにくいので、中古のギターだけど、ずっといいのを11月末くらいに購入。近くにギターを教えてもらえそうな人がいないので、なんとインターネットでレッスンを続けています。

なかなかかわいい♡と思ったのは、コードの指順(?)に、にこちゃんマークのシールを、コード別に色分けして貼っていること。そういえば、私の後にバイオリンのレッスンを受けている、小学3年生の女の子も、先生に、親指の位置を覚える為に、かわいいシールを貼ってもらっていました。「かおりさんにもしようかと思ったけれど、大人だからやめました。」の言葉に、ちょっとがっかりした私でしたが、主人が同じ方法で練習しているのには笑ってしまいました。でも、こういうおちゃめなところが、一緒にいて楽しい要素なのです。結婚14年ですが、ほんとにあきません…。

で、目標は、クリスマスに一緒に「きよしこの夜」を弾くこと!…だったのですが、Fのコードが難しいそうで、私のバイオリンの教本にあるアレンジだとF-dur:ヘ長調のものなので、一緒に弾く為には、もう少し時間がかかりそう。私は、クリスマス時期に合わせたわけではないけれど、ちょうどよく11月半ばに課題曲が「きよしこの夜」で、ものすごくよく知っている曲だし、さっさと仕上がって◎をもらってしまいました。シーズン外れになっても、一緒に合わせて弾けるといいね♪、と、時々落ち込んでいるKevinを励ましています。がんばれ!

キャロリング

16日の礼拝後、教会メンバーとゴスペルクワイヤのメンバーの有志20名ほどで、近くの老人ホームに、キャロリングに行ってきました。去年もキャロリングに行ったのですが、その時は平日の午後だったので、女性のみ15名ほどで行きました。今年は、ホーム主催の「クリスマス忘年会」のプログラムの1つに入れていただき、礼拝後すぐだったので、男性の方々、こども達2人も一緒に行くことができて良かったと思います。去年おじゃました時のことを覚えていてくださった方々も、何人かおられて嬉しかったです。そしてキャロリングが終って帰りがけ、玄関のところで、自分の部屋に戻る途中のおじいちゃん、おばあちゃん達が、にっこり会釈してくださって、私の方が感激しました。

Monday, December 10, 2007

Jのアドベント

11月末の日曜日に、教会で「こども祝福式」をしました。今までは、みことば入りの子供用カップとか、ひつじさんのマスコットキーホルダーとか、そういうものを、教会から子供達にプレゼントしていましたが、今年は、アドベントカレンダーとシールにしました(アドベントカレンダーは一家に1つ。シールはみんなに1つずつ。)。教会のCさんのご好意で、それぞれエキストラのプレゼントももらって、子供達みんな、るんるんと嬉しそうでした。

で、「このアドベントカレンダーは、Jがもらったんだから、Jのお部屋に飾るよ。」と、自分の部屋に飾っているJ。去年、アドベントツリーを買って(木製のクリスマスツリーに、24個のフックと24個のオーナメントがついていて、12月に入ったら、毎日一個ずつ木にかけて飾っていく、というもの)、こちらはリビングルームにおいています。そしてJが、自分のお部屋のカレンダーは寝る前に、リビングのツリーは夕食後、家族で聖書を読んだ後に、その日の分だけ一つずつ、アドベントカレンダーの窓を開け、ツリーのオーナメントを飾っています。

先週の月曜に、クリスマスツリーやその他のデコレーションをしました。「イエス様のお誕生〜♪」と、毎日楽しみにクリスマスを待っているJ。ついつい、クリスマスのプログラムの準備、その他に追われてしまいやすいママ達には、Jのそんな姿が、クリスマスの喜びと感謝に心をリセットするスイッチになっています。

Thursday, December 6, 2007

クリスマスの飾り

いよいよアドベント(待降節)に入りました。イエス様のお誕生をお祝いするクリスマスの為、いろいろな備えをする時期です。今年のクリスマス・シーズン、教会ではこんなすてきな「クリスマス・バナー」を飾っています。このバナーは、最近転会して、私達の教会のメンバーになられた方が作ってくださったものです。Kevinがアメリカから取り寄せた「教会用バナー」のパターンがいろいろのっている本があるのですが、それのクリスマス・バージョンを作ってくださったのです。すばらしいバナーが仕上がり、教会員みんなで彼女のご労に感謝し、クリスマスへの備えの思いが新たにされました。(ちなみに、Kevinとユースのメンバー、教会の別の姉妹が協力して作ったバナーが他に2つあり、アドベントの前は、それをずっと飾っていました。)

賛美=音楽、みたいなイメージが強いと思うのですが、もちろん音楽は賛美になるけれど、賛美の方法は音楽だけではありません。確かに、音楽を用いて賛美するということは、一番用いられている方法かもしれません。でも、それだけが賛美ではないのです。絵を描くこと、字を書くこと、お裁縫の賜物を使ってこんなにすてきなバナーを作ること、写真を撮ること、ダンスすること、などなど…、神様のすばらしさをほめたたえ、神様を賛美して、すべての栄光を神様に帰する方法は、クリスチャンの数だけあるんだなぁと思います。そして、教会の人数が増え、いろんな意味で成長していくプロセスの中で、どんどん賛美の方法が豊かになり、それぞれの賜物が生かされ、用いられて、教会全体が喜び、それが教会としての賛美や礼拝につながっていく…というのが、とても嬉しいなと思いました。神様が喜んで受けてくださる賛美、礼拝をささげる教会へと、共に成長していきたいです。