Sunday, July 20, 2008

教会訪問とご奉仕

今回は、教会訪問をする時のご奉仕の内容などについて書きたいと思います。

一口に「教会訪問」と言っても、その時々で奉仕の内容はさまざまです。
*礼拝の中で、2分のあいさつ
*礼拝の時に、5分でミニストリーの紹介
*日曜学校の時間(教会によって違いますが、大体45分〜1時間弱)を使って、日本での働きについて報告
*礼拝のメッセージ
*Kevinは大人の日曜学校で15分、その時間、かおりは子供の日曜学校で15分、その後、ユースの日曜学校に合流
*婦人の祈祷会で証
*婦人ランチョンのゲスト
*VBS(バケーション・バイブル・スクール、夏期学校)で、世界宣教タイムの担当
*男性の朝食会&バイブル・スタディーのゲスト
*教会の宣教委員会との交わり&報告と、初めての場合は面接
*ユース向けの宣教チャレンジ
*夕拝、または宣教大会のゲスト
などなど…

与えられた時間、求められる内容、初めての教会か、長くミニストリー・パートナーとなってくださっている教会か、個人的な知り合いやサポーターがいる教会か、などでも、実際の奉仕の内容は変わってきます。私達の場合、もちろんKevinが主たるスピーカー。報告の為のパワーポイントを作って、私達の個人的な紹介、日本の様子、日本での教会事情、日本での私達の働きと必要、そして世界宣教の為に献身して祈り、献金し、もし神様の召しをいただいたら、宣教師としての働きに出ていってください、と世界宣教のチャレンジ…、こんな内容をうま〜く盛り合わせて、報告しています。これは大体40分〜1時間、時間をいただいた時の内容で、あとは、私が個人的な祈祷課題を分かち合ったり、質問があったら、Kevinと二人で答えたり。どんな質問が出るかわからないので、ちょっと緊張します。。。

礼拝の中で5分の自己紹介と働きの報告の為にも、Kevinがビデオを作りました。これもうまくまとまっていて、だいたい4分くらい。そしてちらっと口頭でケビンがあいさつします。そういう時は私も一緒に講壇に立ち、隣でにこにことしているのが役目(?)。結構、それが重要なことだったりするので、「小さいことにも大きいことにも忠実に」の良い訓練になります。

ゴスペル・ミュージックのことも、アメリカの教会の皆さんは興味しんしん。そこで、合同コンサートの時のDVDを見せたり、ゴスペルを通して救われた方の証を分かち合ったりもします。

メッセージの時は、もちろんKevin。自分の言葉でメッセージのご奉仕ができるのは、安心とチャレンジが半々のようです。それから時々、私が献金の時の奏楽をしたりすることもあります。

こども向け(大人にも大うけでしたが)に、Kevin作のスキットやパペット・ショーをしたりすることもあります。「ミッション・インポッシブル」のテーマで、おもしろくまとまったスキットは、大笑いで終わらずに、しっかりチャレンジで終わります。「神様の呼びかけを聞いたら、ぼくも、私も従いたい!」と手をあげた子供達。神様は、今頃どんなふうに彼ら(大人も含めて)を導いておられるのでしょうか。時々思い出して、祈らされます。

私が子供の日曜学校向けにお話する時は、漢字の構成や、漢字から聖書のお話をしたりすることもあります。たとえば、「雨」という漢字は、窓の外に降っている雨つぶのように見えることを説明し、漢字も象形文字なので、他にいろいろ絵と漢字を組み合わせて説明します。そして最後に、「義」という漢字は、「我」の上に「羊」であるイエス様を置く時、神様の目に「義ーただしい」者となれるということにつなげてバイブルレッスン。アメリカの子供達、目を輝かせて、真剣に聴いてくれます。ちょっとした日本からのおみやげも、大喜びでもらってくれるので、こどもはどこの国も一緒だなぁと、しみじみと愛おしくなります♡


全部は書ききれませんが、教会訪問の時のご奉仕の内容はこんな感じです。


来週は、支援教会の候補に上がっている教会のVBSを、月、火、木、金とお手伝いします。この教会のVBSは午前中だけで(夕方〜夜にする教会もあります)、月曜から金曜まで。私達は、毎日「ミッションタイム」を担当します。Jも、今度6年生になるグループに入れてもらう予定です。礼拝、賛美、工作、ゲーム、おやつ、ミッションタイムと盛りだくさんで楽しそうです。木曜までは毎日午前中だけですが、金曜日は、夜に、VBSに参加した子供達とその家族をよんで、スペシャル・プログラムがあり、そこでもゲストとしてご奉仕があります。水曜の夜は、別の教会の集会での奉仕もあります。忙しい1週間になりますが、守られますようにお祈りください。私は、午後はお昼寝をして、エネルギー補給するつもりで〜す。

Friday, July 18, 2008

ヤードセールとプール

先週の金〜土と、ミッショナリー・ホームの敷地で、かなり規模の大きいヤードセールがありました。ここに着いて、最初にいろんな説明を聞いた時、管理人のベスさんから、ヤードセールがあるということは聞いていたのですが、「人手不足なので、もし時間があったら、準備や片付けのお手伝いをしてもらえると助かります。」と言われていたし、ちょっとでもお手伝いしようね、とKevinと話していました。

実際は、木曜の午後から準備が始まっていたらしく、用事で出かけて夕方家に戻ったKevinが、「もういろいろ準備されていて、いるものがあったら何でも持っていっていいと言われたから、かおりも見に行ったら?」と、本を何冊か抱えて戻ってきました。

そこでヤードセールの場所に行ってみたら、まぁ、いろいろあること、あること!でも、ここにしばらく住むわけじゃないし、いろいろもらってもインディアナの実家に持っていくのも大変だし…ということで、練習用のピアノの楽譜と、小さな本をもらって、木曜は家に戻りました。それにしても、見ているだけでもおもしろくて、アメリカのことわざ?にある「誰かのゴミは誰かの宝」ってほんとだなぁと、しみじみ実感しました。

そして金曜。お手伝いに行ったつもりが、私達の助けなんて全然いらないくらい、人手は十分だったみたいだし、木曜の午後には並んでいなかったものもいっぱいあったので、またいろいろ見て楽しませてもらいました。それにしてもすごい量!本、カーテン、ベッド用品、食器、飾り物、おもちゃ、ビデオ、CD、DVD、家具、手芸品、台所用品などなど…。それが全部破格の値段だし、中には、ふる〜い感じのものもありましたが、質のいいものもいっぱい。Jのお友達の男の子達は、いろいろおもちゃを抱え込んで、にこにこと自分の家に持っていっていました。ヤードセールの時も、そこで売っている係の人に、「ミッショナリー・ホームに住んでいる宣教師です」と言えば、ただでもらえることになっているそうで、金曜日には、かわいいハミング・バードが2羽ついた、宝石箱を1つもらってきました。今回アメリカに住んで、小鳥の存在にすごく癒され、小鳥が今まで以上に大好きになったので、その記念に…。なんだかとっても嬉しかったです。

土曜日のお昼でヤードセールはおしまい。これだけ大規模なヤードセールでは、片付けも大変だろうと、我が家の片付け隊長のKevinが、終わる頃をみはからって、手伝いに行き、私もあとから行きました。そしたらKevinが、「残ったものは全部、処分してしまうんだって。何かいるものとか欲しいものあったら、もらった方がいいよ。」と。(もちろん、家具とか、別の団体に寄付するものもあるのですが、食器とか細々したものは、よほどでないと、売れ残りは処分されるみたいでした)「え〜、これ、全部処分するの?」と、コーヒーマグ、手芸の道具、本などをまたちょっともらって、あとは片付けのお手伝い。けっこう陽射しが強かったので、体力のない私は途中で疲れて帰ってきましたが、Kevinはきっちりお手伝いしていました。こういうことには本当に役立たずの私にくらべて、ほんとにKevinはえらい!それから、教会の人達なのでしょうけれど、10代、20代らしい、若い子達がいっぱいお手伝いに来て、みんなで楽しそうに片付けていた様子が、とても印象的でした。

そして「プール」のことです…。ヤードセールとは直接関係ないのですが、「ミッショナリー・ホーム」に子供用のビニールプールを献品したいという方がいて、そのプールは、うちで使わせてもらうことになりました。小学生くらいの子供のいる宣教師の滞在している家で、2−3軒、庭にプールをおいているお宅があり、Kevinが事務所に、余っているプールがないか訊いていたので、新しく献品されたプールを、うちに回してくださったのです。子供用のビニールプールとはいえ、アメリカのものは大きい!早速KevinとJが一緒に庭に設置しましたが、プールに水を満たすのに2-3時間もかかりました。ようやく午後4時頃に満杯になり、Jは大喜び!泳ぐことはできませんが、暑い時に水遊びするには快適&便利。「ママも一緒に」とせがまれて、私も水に浸ってました。

それにしても、アメリカの教会、キリスト教社会のすごさをまたしても思わされ、感謝と共に「はぁ〜」という感じでした。神様、皆さん、本当にありがとうございます。受けた恵みをムダにすることなく、日本での働きに生かし、用いていただけますようにと、祈らずにはいられない思いです。。。

Wednesday, July 16, 2008

今、運転している車です。1990年製のビューイック。母教会のマージおばあちゃんが、私達の東海岸への教会訪問の旅行、またインディアナ州での生活の為に、ご好意で貸してくださっている車です。

「私は年を取ってきたから、娘(同じ教会のメンバー。50歳代かな?)にも、『お母さん、もう自分で運転するのはやめてちょうだい。私が連れていってあげるから。』と言われて、最近使っていないのよ。あなた達が帰ってくると聞いた時、車の必要のことも聞いて、ずっと祈って考えていたの。年数は18年だけれど、ほとんど買い物や教会の集会に来るために使っただけだから、走行距離も少ないし、夏の間、あなた達に貸してあげようという思いに導かれたのよ。」と…。

家族でもいろいろ話し合って、そのオファーを感謝して受けることになりました。保険の為に、一応車の所有者をKevinのお父さんの名前に変え、「ただじゃ、かえって気を使うでしょうから、10ドルで譲るわ。」とのお心遣いまでいただき、タイヤを新しいものに変えた費用も「あとで返してもらうんだから、半分は私が払います。」とのこと!すべての手続きもスムーズにすみ、インディアナでの生活でもちょっと使って、いよいよ今回のなが〜いドライブに出発したのでした。

アメリカに戻る度にやっかいなのが車。車社会のアメリカは、車がないとどこへも行けません。半年以上アメリカに滞在するのなら、もちろん車を購入するのですが、今回は4ヶ月、前回2007年の秋と、前々回2005年の秋に、私の永住権の保持の為に帰国した時は、2-3週間の滞在。いつもレンタカーを借りるには長過ぎ&費用が高過ぎ、かと言って、車がなければどこへも行けない…で、お父さん、お母さんの車を使わせてもらっていましたが、今回は4ヶ月と長いし、しかも東海岸へのなが〜いドライブもあるしで、車のことは頭痛の種でした。

いろいろ調べて、宣教師の一時帰国の為に、格安でレンタルしてくれる団体があることを知り、一応そこのレンタカーを利用させてもらうということで、話を進めていたのですが、問題は、インディアナ州のインディアナポリスという所まで車を取りに行き、そして返しに行かなければならないことでした。インディアナポリスまでは、実家からは4-5時間くらいのドライブ。車2台で、インディアナポリスまで2往復しなければならないのも大変だなぁと思っていた所に、マージおばあちゃんからのオファーがあったのです。思いもよらない所で、既に神様が働き、道を整えてくださっていたこと、また、いくらもう運転しないからとは言え、長距離のドライブに使わなければならないことがわかっていて、車のオファーをしてくださるには、どれほどの信仰と従順と決意が必要だったかを思うと、神様とマージおばあちゃんに、感謝の言葉もないほどでした。

18年という年数にもかかわらず、本当に走行距離が少なかったので、エンジンはこれから本調子になるところ。1990年に作られた車のデザインは、最近の車のデザインより大型で、後ろのトランクもずっと大きく、旅行に必要なものをちゃんと積むことができました。中も広々、ゆったりで、快適な乗り心地です。車を見るたびに、神様の恵み、憐れみの深さ、そして、神様のみこころに従うことが、どんなに自分と主の家族の必要を満たすために、主の御手の中で用いられていくのかを思わされ、感謝と献身の思いを新たにさせられています。

8月に無事にインディアナの実家に戻り、事故やすり傷なしで、きれいな状態でマージおばあちゃんに車をお返しできるよう、運転が守られますようにお祈りください。

Friday, July 11, 2008

<たましいをとらえる恐れ>

「恐れ」の反対語は「信仰」です。道の途中で一本橋を渡る時、その橋が壊れるのではないかと思うと、「恐れ」が襲ってきます。しかし、その木の内側に強力な鉄筋が打ち込まれていたら、その木を信頼して、何の恐れもなく一本橋を渡ることができます。このように、人生において「恐れ」を打ち破るのは「神への全き信仰」です。信仰がある人は、自分の知識と力で生きることなく、神の無限な資源と能力に頼って生きていきます。

聖書に最も多く記されている単語は、「愛しなさい」「謙遜になりなさい」ではなく「恐れるな」です。聖書に「恐れるな」という言葉は366回記されています。365回でなく366回記されている理由は、うるう年まで計算している為であると言います。一日に一回、毎日、「恐れるな」と言っておられるのです。恐れることは不信仰です。

イスラエルの民は、カナンの血を偵察して戻って来た10人の否定的な報告を聞いて、カナンの地に行くことに恐れを抱き、絶望し、神につぶやきました。その時、神は彼らをすべて荒野に連れ戻し、死なせました。状況を見て恐れることは、神に対する不信仰であるので、罰をくだされたのです。したがって、クリスチャンはどんな理由であれ、恐れてはなりません。自分を造られ、愛してくださる方がおられることを信じる人は、恐れないのです。

「神に引き寄せられる」/キム・ウォンテ

Wednesday, July 9, 2008

NJでの毎日

ミッショナリー・ホームに来て、1週間が過ぎました。先週は、移動、片付け、独立記念日の連休でM姉を迎えて楽しいひととき…、そして日曜の教会訪問と、楽しくも忙しい日々を過ごしましたが、今週になって、いろんな意味でようやく落ち着いた感じがします。

Kevinは相変わらず、教会訪問の準備、打ち合わせ、移動のプラン、学校の勉強、サポーターの方々へのコンタクト、その他で忙しくしています。私も、教会訪問の時はいろいろ大変ですし、訪問の後はお礼状を書いたり、あちこちに手紙やメールを書いたり…などなど、忙しいのですが、その他の時は、主婦業、ママ業を楽しんでいます。インディアナの実家の地下室では、冷蔵庫はあるけれど、ふる〜いタイプのものなので、冷凍室が使えないとか、洗濯乾燥機が使えない、料理用のちゃんとしたストープ&オーブンがない…などで、ちょっと不便だったのですが、ここはいろいろそろっているので、家事もすごく楽にできて感謝、感謝。豪華なお料理でなくても、「ママの手料理」は、KevinにもJにも嬉しいらしく、おばあちゃん(Kevinのお母さん)のすばらしいお料理に慣れたあとにもかかわらず、「おいしい」と食べてくれるので、作りがいがあります。1ヶ月ちょっとしか滞在しないので、買い物も、最後に残るものができるだけ少ないように、いろいろ考えながらですが、ここの「食料庫」とスーパーを上手に使っていきたいなと思います。

ここでの生活を、一番エンジョイしているのはJでしょう。表通りに行けば、スーパーにディスカウントストア、レストランなどにすぐ行ける場所ですが、裏手にはひろ〜い芝生とたくさんの木々があり、野うさぎの家族、いろんな種類の鳥、りす達が生活しています。それに、日本ではなかなか見ることができなくなりましたが、なんと蛍までいるんです!(インディアナの実家でも、久しぶりに蛍を見れて嬉しかったです。やっぱりアメリカは、住宅地でも自然がずっと豊かなんですね…) 敷地の中央には子供達のプレイグラウンド、そして裏の大きな木々の1つには、ブランコがあり、子供達が安心して遊べるすばらしい環境。ついさっきは、Jと一緒に遊んでくれていたネイサン君(イギリスの宣教師の子)を家に連れてきて、ジュースを飲んで、家の中を見せ、今度はネイサン君の家でアイスクリームを食べるために出かけていきました。ネイサン君は、5年前にもこのミッショナリー・ホームに住んだことがあるそうで、いろいろ話してくれました。「お友達を家に連れてくる」という楽しい経験もでき、裏庭ではうさぎ、鳥、蛍の写真撮りに夢中になって、日本の東京エリアでは、なかなか体験できない、楽しく貴重な体験を味わっているJ。そのうち、Jの撮った写真もアップしたいと思いますので、お楽しみに〜。

Saturday, July 5, 2008

独立記念日の連休

NJに着いて、水曜日はようやく、一日家で過ごすことができました。そしてたまった洗濯をしたり、買い物に行ったり、ご飯を作ったり、敷地内を散歩したり、ほっと一息つくことができました。

7/4は、アメリカの独立記念日なので、祝日です。この4月よりNYCで働き始めた、日本の教会のM姉が、独立記念日の連休を一緒に過ごすため、7/3の夜に、NJのミッショナリー・ハウスに来てくれました。NYCから電車に乗ってNJに来てもらい、駅まで迎えに行って嬉しい再会。一番大喜びなのはJで、一緒に遊んだり、日本語で話しまくったり、MさんもJに快くつきあってくれて、本当に楽しく過ごしています。

NJも、個人の花火は法律で禁止されているそうですが、独立記念日のお祝いに、それぞれの市で花火大会がありました。でも、このところの移動続きで疲れて果ててしまった私、とても人ごみに出て行って、花火を楽しむエネルギーがなく、7/4は家のまわりでのんびり過ごし、夕食後は「ナルニア国物語ーライオンと魔女」のDVDをみんなで観て過ごしました。もちろん、Mさんともいっぱいおしゃべりして、久しぶりにご飯とみそ汁の食事を食べたり、良い休日となりました。

Thursday, July 3, 2008

ミッショナリー・ホーム

6/30の夜9時半頃(ニューヨークの時間で)、ニュージャージー州のミッショナリー・ホームに、ようやくたどり着きました!お祈り感謝します。前日の日曜は、朝8時からの礼拝、9時半からの日曜学校、10時半からの礼拝でご奉仕(と言っても、メッセージをし、日曜学校で日本の様子を紹介&報告したのはKevinで、私は他の人達と一緒に座って話を聞き、お交わりしていたのですが)、午後にモーテルに戻って夕方までお昼寝、そして夜は1時間半くらいドライブして別の教会へ行き、夕拝で日本宣教の報告をし、月曜はまたなが〜いドライブをしてニュージャージー州へ移動…で、かなりハードでした。でも守られて、疲れたけれど、無事にミッショナリー・ホームに到着して、本当に神様に感謝しました。

さて、このミッショナリー・ホーム、ある教会の裏手の方に、15世帯分くらいの家があります。私達は、8月初めまで、ひと月ちょっと、その中の1つを借りることができました。周りはみ〜んな宣教師ばかり!中央部分には、子供達が遊べるプレイグラウンドがあり、もちろんJは大喜び!早速、同じ年頃のお友達ができたようで、楽しそうに外で遊んでいます。来たばかりなので、まだどんな方々がいるのかわかりませんが、子供達の方が、ずっと早く仲良しになるんだろうなぁと、楽しそうなJを見ながら、嬉しくなりました。

家の中は、本当にいろんなものがそろっています。そして大感激なのは、なんとピアノまであるんです!着いた最初の晩、ドアを開けたとたんにピアノが目に入ってきて、「おぉ〜、ピアノだ!」と大興奮した私。不信仰を恥じたり、悔い改めつつ、感謝して、夜遅かったのに、30分くらい、讃美歌を弾きまくっていました。

アメリカに一時帰国する宣教師が、ここですぐに落ち着き、生活に必要なものをすぐに使えるように、そして、モーテルや誰かの家に泊めてもらっている、というのでなく、「自分の家」と感じることができるような配慮とサポート満載で、なんだかとっても感激しました。その上、「食料庫」もあるんです。管理人さんが、「冷蔵庫、冷凍庫と、ここの棚にあるものは、全部ただで、欲しいものは何でも取って食べてね。そしてここからここまでの棚にあるものは、全部『1ポンド=25セント』だから、この棚から取ったものは秤で計って、このノートに書いておいてください。月末にまとめて払ってもらいますから。」と説明してくださいました。それから、衣服の部屋もあって、夏物、冬物、大人〜子供用の服や靴など(寄付されたもの)がずら〜っと並んでいました。それも、いるものがあったら、自由に取ってくださいと…。アメリカの教会の底力というか、何と言えばいいのかわかりませんが、いろいろ圧倒され、教えられ、考えさせられました。

ここは、場所的にもとても便利な所です。車で30秒くらいの所には大きなスーパーがあり、いろんなお店も多くて、「食料庫」にはない、新鮮な野菜、果物、その他の日用品を買いに行くのもとっても楽。今日は、みんなで荷物(スーツケースに入れて持ってきた服やその他の細々したもの)を片付けて、さっき「食料庫」と「スーパー」に買い物にも行ってきたので、今夜からはご飯も自分で作れるし、ようやくほっとしました。日曜日以外にも、いろいろな奉仕の予定が入っていますが、忙しい中にも、ほっとできる「我が家、家族の空間&場所」が与えられ、神様のご配慮と優しさに感謝&感激です。皆さんのお祈りも感謝しつつ、私達も皆さんのこと、イエス様の恵みと平安が豊かに与えられますよう、必要が満たされますように祈っています。