Saturday, January 16, 2010

<苦しまなかったら>

水野源三という有名な詩人が書いた「苦しまなかったら」という題名の詩があります。日本で1937年に生まれたこの詩人は、小学校4年生の時、集団で赤痢という病気になり、脳膜炎にかかって表現能力を失いました。後に水野源三は、目で詩を書くようになります。しかし、生涯言葉を話せず動くことはできないと診断されるのが怖い為、静かに目を閉じてしまったそうです。その姿を見守ってきた母は、息子が目でも話せるように助けることを決心します。水野源三は長い忍耐と苦痛の時間の中で、「わが恵み汝に足れり」「今あるのは神の恵み」などの詩集を発刊しました。

この世の多くの人々は、健康で豊かな人が驚くべき偉大なことをなすと考えています。しかし、神の国の主人公は弱く力のない人々です。私たちが弱い時に強い主は、失敗する足りない者や恐れる者、限界に直面して落ち込む者たちを立てられます。神の摂理と力を経験し、十字架を背負い、前進する勇士となるようにしてくださるのです。忘れないでください。あなたが弱い時、主が強くしてくださいます。

「神に立ち返る練習」/キム・ヒョンジュン

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